歯を失う原因の1位は、むし歯ではなく、歯周病です
しかし、歯周病の進行は、自覚症状がほとんどありません。痛みがなく、気付いた頃には既に進行していることがあります。痛みや腫れ、起きた時のお口のネバつきなどの症状に気づいたときには、すでに悪化している状態という場合が多いです。
成人の抜歯の原因でもっとも多い割合を占めているのが歯周病で、早期発見が治療の鍵となります。
つぎのような経過をたどって悪化していきます。非常に進行に気が付きにくい病気です。違和感を感じたら当院までお越しください。
歯周病は生活習慣病の一つともいえます。喫煙習慣や肥満、糖尿病なども進行に深く関係してきています。
歯周病の予防、治療ともに基本はプラークコントロールです。
プラークコントロールとは、歯周病の原因である『歯垢』の増殖を抑えることに重点を置いた予防・治療法です。まずはご家庭での歯磨きを見直し、正しいブラッシングをマスターしましょう。
正しい歯みがきの方法をお伝え(ブラッシング指導)いたしますので、ご家庭での予防・治療にうまく取り入れていっていただきたいと思います。
歯周病の治療を進めていく上で最も大切なことはプラークをしっかりと取ることなのですが、歯石の表面はザラザラしているためプラークが付きやすく、また、一度付いたプラークが落ちにくくなります。
したがって、この歯石を取ることでプラークが付きにくい状態にし、歯周病を改善していきます。
歯石は通常の歯みがきでは取ることができない上、90パーセント以上の人にあります。
しかも、歯石は一度取ってもしばらくすると再形成されるため、定期的に歯科医院で取ってもらう必要があります。
その他禁煙など生活習慣の改善なども効果があります。まずは定期的なチェックを行い早期発見に努めましょう。当院では3カ月に1度程度の口腔内チェックをお勧めしております。
患者さんのあらゆる症状や様々なご要望に沿った治療ができるよう、豊富な診療科目で皆さんの健康をサポートします。
患者さんにとってベストな選択のお手伝いを致しますので、ご不明な点や不安な点は是非ご相談ください。